ノドグロを取り巻く昨今の魚事情

スタッフこしだです。
毎日、能登のすばらしい食材に巡り合えこんな幸せな仕事はありません。
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全米オープンテニスで準優勝した錦織選手が
帰国後の記者会見で、
「和食が好き、ノドグロを食べたい」と発言して、
のどぐろに注目が集まっているとか。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2014091402000176.html
http://news.ameba.jp/20120129-319/
のどぐろといえば、幻の高級魚として食通の間では知られていますが、
一体どんな魚?

島根の浜田港が有名ですが、北陸でも水揚げされます。
能登ののどぐろは、
朝市で有名な能登半島の沖合い50キロに
位置する舳倉島周辺で獲れます。

地元の競りにかけられることは少なく、
朝市のおばちゃんも買えないくらい、船から料亭などに直行します。

人気のあるさかななので、行き先が決まっていて
市場になかなか出回らない幻の高級魚といわれる所以です。
「なんでこんなに高いの?たかが一夜干し一枚が2,500円!!」
のどぐろ一夜干し

以前、お客様から電話で、
食の高級志向、ブランド志向
何かが間違っているような気がします。
とのご意見がありました。

確かにわからないでもありません。
でも、高いのには理由があるんです。
水深200メートル以上の深いところまで網をおろし、
深夜から夜明けまで力いっぱい網を引く。

雨の夜もあります
風の日もあります
海は真っ暗です

仕事とはいえ、漁師さんは命がけです。
獲れる量が限られている上、
そのほとんどを料亭などが競り落とします。
市場には滅多に出回りません。

さらに10年ほど前から、テレビ番組で頻繁に取り上げられ、
ますます入手しにくくなったことで価格が上昇しました。
需要と供給のバランスと、情報化されたことで
のどぐろの価値が上がったのです。
深い海の底で暮らし、日の目を見なかったのどぐろも
ようやくスポットを浴びる日がやってきたのです。
のどぐろさんの地位向上おめでとうと言ってあげたい気持ちです。
漁師さんにも感謝。

そんなに高いなら、一度食べてみたい。
いえ、高いからこそ、食べてみたい。
ノドグロを食べずして、
ノドグロの一夜干しの味を語ることはできません。
そこで、私は、思い切って購入。

もちろん自費ですよ。
身銭を切らないと、味も芸も身に付きません。

じゅわ~、ほろっ、んまいっ!
おいしい~
こんがり焼いた身からはじゅわっ脂がはじけ
上品なうまみとコクが。
塩加減もちょうどよく、夢中でお箸を動かしました。
ごはんと一緒に食べるのもおすすめですが、
晩酌のお供にすると、超贅沢な酒の肴となります。
1枚に2500円出しただけの値打ちは十分にありました。

のどぐろ一夜干し