ご飯が進む旨味の塊「一夜干し」／さかなの日

世間は夏休みですね！
毎日のメニューにお悩みの方々も多いかと思います。

そこでおすすめの食材が「一夜干し」です！
下処理の必要もなく、魚をさばくのが苦手な方にも手軽においしくいただけます。

鮮度で決まる一夜干しの味

　実は一夜干しにする魚介は生以上に鮮度が大切だと言われています。鮮度が良いほど旨味成分であるイノシン酸の量が多くなり、生臭さもなくなるからです。なので仕入れた魚介は新鮮なうちに加工されます。

　そして魚介は干すことで旨味やコク、味わいが増し、生よりもぐんとおいしくなります。

一夜干しは塩辛い？

　一夜干しといえば塩辛いというイメージをお持ちの方も多いでしょう。

　Fのさかな本舗で取り扱っている「魚屋がつくった一夜干し」は、辛すぎず薄味で魚介それぞれに合わせた最適な調味を施し、素材の旨味を際立たせます。カワハギやフグなど淡泊な白身魚は、能登の魚醤〝いしる〟を隠し味にした調味料に漬け込んで風味を出しています。
　能登の魚介に精通する、魚屋がつくった一夜干しセットは、能登自慢の一品です。

　そして「漁師がつくる一夜干し」は、水揚げしてその場で加工するので余分な塩を使いません。さかなの風味が生きた辛くない一夜干しで、定番の魚種や旬の魚種などいろいろな味が楽しめます。
　食物繊維がたっぷりで、美容にもいいと話題の海藻「海のじねんじょ」とも呼ばれるアカモクも入っています。
　ぜひ能登の魚介で健康生活しませんか。

一夜干しの簡単な食べ方

　食べ方は、魚焼きグリルで焼く以外にもアレンジが可能です。

　魚焼きグリルの後片付けが面倒な方にもおすすめの、お店で教わった食べ方をご紹介します。

焼くときのポイント

1. 解凍してから焼く
2. 切り目を入れる（仕上がりが美しくなるコツ）
3. 皮目から焼く

バックナンバー：Fのさかな37号「石川の食材-素材を味わう一夜干し-」より

魚の宝庫、能登産の一夜干しをぜひご賞味ください。